プリウスの話、追加。

先に書いておくと、どういう現象が起こっているのか把握できてないので、リコールが必要なのかどうかもわかりません。トヨタさんの言ってることとマスコミが言ってることが噛み合ってない。トヨタさんほどの企業が「違和感」と言ってることが、不具合とすべき内容なのかわかんない。技術的なセンスのない人間が適当なこと騒いでるんじゃないか、という印象もある。

ここに五日の会見が書かれてますが、これと同じものが、全ての会見に欲しい。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100208/180042/

機構に関してはここが割と詳しく書いてる(けど回生ブレーキの話だけで、ABSとの絡みは書かれていない)
プリウスのブレーキはこうなっている,汎用部品の活用で回生協調機能を低コスト化
(http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20100208/180034/?P=1)

わかんないのは、ABSが機能したときに「ずるっといく」ということなんだけど、単にABSが効いたんなら加速度は減少するけど、車速の絶対値は変わらないor減少するはず。
なんだけど、ニュースで「ユーザーに実演してもらいました」のビデオを流してたんですが、車速が「あがった」んですよね。まぁマスコミだしビデオでっち上げたとしてもこれっぽっちも不思議には思わないんですが。せめてどの番組か位は覚えておくべきだったなぁ。これ、事実としてありえるの?

 従来のプリウスに搭載していた回生協調ブレーキは「ECB(Electronically Controlled Brake system)2」と呼ばれるもので、ブレーキペダルを踏む力が、通常走行時は直接各輪のキャリパに伝わらない、いわゆる「ブレーキ・バイ・ワイヤ」の一種である


これは知らなかったです。「x-by-wireとか言ってるけどねー」くらいの認識でいたら、ブレーキに使われていたとは。車業界の端っこで生きてる人間として言っていいかどうかはアレですが、(以下略)


まぁ僕みたいなのがナニ言ったところで、クルマのby wire化はひたすら進んでいくわけで…