個展

青柳紀幸さんの個展「モンマルトルからの手紙」を見てきました。
顔を覚えていらっしゃったみたいで、嬉しいやら恥ずかしいやら。


一階をくるりと回ってみる。タイトルの隅っこのほうに「15万」 …これ、値段、だよなぁ、このサイズで15万ということは… 家とかマンションとか買うときなら買えないこともないなぁ、と、夢みたいなことを考えてみたりする。


青と黄色がキレイな方です。
http://www.oct.zaq.ne.jp/aoyagin/
画像になるとちょっとフラットな感じですが、実物は濃淡の奥行きが深いのです。

くるり、と回って「お目当て」のものが無く、ちょっとガッカリしたりしました。が、実は二階もあったのでトントンとあがる。
「あった」
一番奥にあった絵に吸い寄せられて、しばらくたったり、しゃがんだりして眺めてみる。なぜかちょうどその絵の向かいにソファが置いてあり、掛けてボーっと眺めてみる。
「やっぱり、この絵すきだな…」
http://flydays.net/arts/AT.html
このページの「ゴッホの家」という作品です。

またしばらく眺めてみて、ようやく2階のほかの作品も見ることに。
「アトリエ」という小さな連作がよかった。
他には
「ニースの海へ」
「夕空にパリの街」
「海辺の誕生会」
というあたりが気に入りました。

下に下りると青ヤギさんがお茶を入れてくださっていて、恐縮しつつも頂きながら、ちょっと話をしたりする。不思議な感じ。
お話がすんで、また上にあがって「ゴッホの家」のソファに座る。この絵は主題が小さいので、実物で見るのがやはりいいのです。わざわざA3で出力していただいたのを額にいれて飾っているのですが、実物と比べるとちょっと寂しい。
それから、また、「アトリエ」を見て、他の作品も一回り見て、帰ってきました。よかった〜。